茶掛 龍安寺大珠院 盛永宗興 長憶江南云々 紙本 横物 共箱 外箱 掛軸

【盛永宗興 もりなが そうこう】 1925～1995 大正１４年　富山県魚津市に生まれる 旧制富山高等学校在学中に学徒出陣 昭和２４年　龍安寺塔頭大珠院の後藤瑞巌について出家 昭和２４年から３８年まで大徳寺専門学校に掛搭 小田雪窓参じ、のちその印可を受ける 昭和２５年　龍安寺塔頭大珠院の住職就任 昭和６１年　花園大学学長に就任 平成６年３月まで２期８年務める 平成７年　遷化　６９歳 ◎サイズ 本紙…縦約３０㎝ 横約３６㎝ 全体…縦約１１７.５cm 横約４３cm ◎状態 シミやイタミも無く綺麗な状態です。 ◎紙本・桐共箱・紙外箱。 ◎軸先…黒漆塗。 ◎真筆保証いたします。 ◎返品は商品到着後１週間以内に限らせていただきます。 ◎宜しくお願いいたします。 ≪中国の詩人である杜甫の詩「春夜喜雨」からの一節≫ 【長憶江南三月裏 鷓鴣啼處百花香 ながえにおもうこうなんさんがつのうら せきれいなくところひゃっかかおる】 長い間に思い出す江南の三月の裏、鷓鴣が鳴く場所では百花が香る」となります。 ここで「江南」は中国の長江の南側を指し、「鷓鴣」は中国の鳥の一種です。 この句は、春の訪れとともに花々が咲き乱れ、鳥たちが鳴き声をあげる美しい風景を描いています。