天上のデヴィ ターラ

長さ約20cm×幅約10cm×高さ約45cm 仏教の天界の女王であるデヴィ・ターラは、女性原理の体現です。慈悲深く慈愛に満ちた母であり、生命を生み出し、その栄養でそれを肯定します。彼女は信者にとって母親のような存在であり、死すべき者に対して無条件の愛とアダルマからの保護を与え、それが私たちが知っている存在の輪に浸透しています。その美しい顔と女王のような姿勢で、デヴィ・ターラはこれらすべての特質をこの構図に大きく表しています。 彼女は、ヒンドゥー教や仏教の神々の平和を愛する神々の標準である、逆さの蓮の受け皿の上に立っています。彼女のボディランゲージはダイナミックで、彼女の視線は愛情深く彼女の下にある領域（存在）に向けられています。彼女の帯と絹のドーティの豊かな裾は、彼女のしなやかなヨギーニの体の周りを漂っています。 両手のひらには、デヴィ・ターラの多くのルーパの特徴であるチャクシュリンドリヤがあります。彼女の左手には、実物よりも大きな花を咲かせた蓮があります。肌から豪華な衣服、蔓のような冠や装飾品に至るまで、デヴィのルーパは純金で、肩まで伸びたカールの夢のような黒がアクセントになっています。 このムルティは、ネパールの手仕事の素晴らしい例です。金メッキ銅は高級な素材であるため、このような仏像の神と女神の彫刻は、スピリチュアル志向の人々にとっての代表的な収集品です。